おとなの進路教室。

早めに来た春が街中と我が家の間くらいで寒さのため止まってしまっていたが、それでもよっこらせと庭にたくさんの花が咲いて来た。

これから庭仕事の季節。

格闘である。

 

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もえ盛る春。

であるが、気分としてはこんな色合いである。

 

とある界隈で山田ズーニーが流行りだと聞いたのだが。

あ、もう終わってますか(笑)

 

「おとなの進路教室。」

おとなの進路教室。 (河出文庫)

おとなの進路教室。 (河出文庫)

 

ほぼ日でのコラムが有名な山田さんであるが、この方

本当に伝え方が上手い。

とことん研究をされて来たのだろうと思われる見事な削り方である。

上手い文章はその削り方で決まる。

 

よくいる学者のように難しく、面倒臭く、さらに読みにくくしている文章ではなく、

な、なんだろうな、この振り返り?

振り返り方が絶妙なのである。

そう、そして読むこちら側にも上手い振り返りが実現されて行くのだ。

 

こちらはおとなになってからの進路とはいうものの、決定的な職業だけではなく、進む路をうまく気づかせてくれるような書き方をしている。

それは単純なことで

 

あなたのしたいことはなんなのか?

 

ということ。

これがおとなには実はわからないのだ。

 

自分の気持ちに忠実に仕事をして行くことは難しい。

だからひとは偉くなりたがる。

しかし偉くなったからといって本当に自分の仕事ってできるものだろうか。

私、偉くなったことがないからわからないが、この日々を生きるってことのなんらかをちょっと考えたくなるような本ではあった。

 

で、こっちなのだが

『あなたの話はなぜ「通じない」のか』

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

 

打って変わってこちらの本は私にはさっぱり面白いとは思えなかった。

よく考えてみる。

それはえーと、わりと自分がコミュニケーションを取れるタイプだからではないのかと思ったり。

それで響かなかったのかなぁ。

でも多分自分が話が相手に伝わっていなくても、きっと御構い無しの性格だからなのだろうと思い直した。

コミュニケーションは取れているはず、きっと。

友達はいないけど(笑)

友達がいないのとコミュニケーションの取り方とは無関係なのである。