動的平衡

常々、人間は左手も右手も使えるようにしておいた方が良いと思って生きてきた私だが、訓練を積む絶好のチャンスが巡ってきた。

利き手を火傷したのである。

 

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面白いので載せてみるが、写真がでか過ぎた。

ほんのちょっとしたタイミングのズレから熱湯をかぶってしまい恐ろしい状態になりそうだったが、すぐに流水と氷水で冷やし、食用オイルを塗ってサラ◯ラップでぐるぐる巻きにし、お盆中たったの1件だけ開いていた病院へ駆け込み私の白魚のような指はことなきを得た。

しかし、火傷というものは軽傷でもすごく痛い。

ただ私の場合ここでは書けないような痛みも経験しているので、今回痛み止めは飲まずに済ませた。

よくそちらこちらに肘とか膝をぶつけたり棘を刺したりと怪我が多いのだが、これは全部老化の仕業らしい。

加えて運動能力も悪く、いつもどこか故障している。

鉄瓶や薪ストーブを平気で使っているが気をつけねばとしみじみ思う。

 

最近「動的平衡」というものに少し興味を覚える。

生物は皆分子で構成されているが、食べ物によって人間も1年ほどで全く違う分子で構築される。

生命は細胞を作ることと壊すことで平衡を保っているのだ。

分解と合成。

それこそが生命。

このバランスが崩れ出すといろいろなことが起こるのだが、回復と可塑性をも含む。

これまた生命と福岡伸一氏は言う。

 

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

 

科学的エッセイになっていて楽しく読めるが、特に動的平衡を掘り下げた記述はない。

気になった部分はコラーゲンの箇所。

名前を聞けば誰でも知っている高級化粧品を実際使用したことがあるのだが、浸透性にやはり疑問は感じていた。

 

吸収されたアミノ酸は血液に乗って全身に散らばっていく。そこで新しいタンパク質の合成材料になる。しかし、コラーゲン由来のアミノ酸は、必ずしも体内のコラーゲンの原料とはならない。むしろほとんどコラーゲンにはならないと言ってよい。

 

巷間には「コラーゲン配合」の化粧品まで氾濫しているが、コラーゲンが皮膚から吸収されることはありえない。分子生物学者の私としては「コラーゲン配合」と言われても「だから、どうしたの?」としか応えようがない。

もし、コラーゲン配合の化粧品で肌がツルツルになるなら、それはコラーゲンの働きによるものではなく、単に肌の皺をヒアウロン酸や尿素グリセリンなどの保湿剤(ヌルヌル成分)で埋めたということである。

 

ですってよ、奥様(笑)

 

 

こちらはカズオ イシグロ、玄侑宗久、ジャレド ダイアモンド、隈研吾、さん等との対談集。

特に気になった部分はなし。

 

さて、左手使用で頭が良くなったかというと、初日はそれなりに楽しめたが2日目からは、イライラし始め・・・キーボードはなんとかなるけど、歯磨きは難しいわね。

それとトイレが・・・・・