読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

禅がわかる本

人文 思想

「禅がわかる本 ひろ さちや」

 

禅がわかる本 (新潮選書)

禅がわかる本 (新潮選書)

 

 昨今ジョブズの影響やマインドフルネス流行りで禅が見直されている(?)らしい。

外国人観光客が禅寺で行体験なんかしてるらしいよ。

マインドフルネスと禅との違いとか仏教と禅ではどう違うのかとか、細かく言うと様々あるんだけれど。

さて、禅って何なんでしょうね。

 

宗派により坐禅の組み方、教え等細々した違いはあるでしょう。

日本での禅宗は主に、臨済宗曹洞宗黄檗宗

坐禅=禅 と言ってしまえば簡単なんだけど、禅宗以外にも坐禅をする宗派はあるし。

 

坐禅の他に禅宗ですることは、あれです。

そう、あれ「公案」

師匠が弟子に与える課題です。

有名どころで「隻手の音声(せきしゅのおんじょう)」なんてのがありますね。

両手で叩くから音が出るのであって片手だと音はならない。

その片手で叩いた音を聴け!って話なんです。

さて、なんと聴こえたか。

こんな頭がおかしくなりそうな難問が禅宗にはたくさんあります。

一休さんとんちんかんちんやってますけれども。

その解答により師は弟子が悟りを得たか、今どの段階なのかを判断するわけです。

 

この数々の公案とともに禅を考えていこうではないかってのがこの本なんざんす。

まぁ、こう書くと難しい本のような気がするけれど、そこはひろさちやさんなので、至極読みやすく、まさに簡単に書かれています。

特に道徳と仏教の違いについてしびれるような解説をされていますけれど、まぁ、それはここでは書かずにおきましょうかね。

いやほんと、素敵な解釈だったわ。

(ちなみに棚から引っ張り出してきた20年前の本だから・・・)