読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

枯木灘

わし、北海道帰りなの。

AirDoで出たじゃがいものスープがうまかったのー

ビジネスマンが皆して飲んでた夕暮れフライトだったわ。

 

 

枯木灘 中上健次

枯木灘 (河出文庫)

枯木灘 (河出文庫)

 

 

(以下 ネタバレありです)

主人公は土木工事をしている若い成年。

生まれ育ったその場所によくある血の物語の三部作。

今回は一作目の岬と二作目の枯木灘を読みました。

 

文章は朴訥。

短くくぎってくぎってのワンセンテンスです。 

まぁ、なんと言いましても登場人物が多い。

誰が誰なんだか一気に読まないと忘れてしまぅー。

その大人数が絡み合って絡み合っての誰もが親戚っていう、ね。

女は孕む、男は暴れる。

 

血から逃れられない。

犯すしかない、殺すしかないという決着の付け方がなんとも。

もうちょっとご両親の心理的な描写もあって良かったかなぁと。

至極単純なんだよねぇ。

(三冊目にあるのかな)

 

若いうちに読んだならくるだろう。

血の汚さを散々見てきた中年のおばさんはそんなものかなって。

あそこまでする必要があるのかなって。

耐えて許せる年齢になってから読む物語ではないのかもしれない。

千夜千冊での松岡正剛氏の感想もなんとなーくまとまっていないのでそんなもんかと。

 

もちろん読んで良かったのだけれど、

岬の方が勢いがあったなー。

 

岬 (文春文庫 な 4-1)

岬 (文春文庫 な 4-1)