片桐はいりと甲野善紀

NHKの朝ドラとと姉ちゃんがすごく面白くない。

演技はどうあれ、あの高畑嬢のびっくりしたアヒル顔を見ると朝から惚ける。

しかし東堂先生役の片桐はいり登場とともにその状態は一変。

平塚らいてうの朗読にも非常に重みがあった。

やはり人なのだな、と。

そして坂口健太郎、片桐はいりの出番がなくなりドラマに活気がなくなってきたころ、次にアフラック高畑を救ったのは、唐沢寿明の登場であった。

いや、こんなこと書こうと思ったわけじゃないのよ。

片桐さんよ、片桐さん。

先日、その注目すべき片桐はいりのスイッチインタビューのお相手があの甲野先生だったというわけよ。

 

古武術研究家の甲野善紀先生はその辺のなまっちょろ評論家のように口先だけのお人とはわけが違う。

身体を張って研究し続けたまさに変態中の変態なのである。

(最近私、名人達人と変態は一緒なんだと気づいたのさ)

 

さてと、対談の中で印象深く聞いたところはいろいろあれど、昨今のストレス障害に触れた部分があって甲野先生曰く、こころ云々より、

 

身体の状態を変えてやる。

 

 という言葉に非常に関心いたしたんです、はい。

例えば緊張をとくには手の親指と人差し指と中指を合わせ蓮の花を作り、両薬指をからめて肩の力を抜き、丹田前で組むと横隔膜が下がって怖さが減るだとか、そういうことを紹介されておりました。

これは私も非常にわかるんですが、首鬱なんかの場合首を上手にほぐすと効果てきめん。

この世を背負い下向いて歩いていたのが、鼻歌でますから、えぇ。

 

 数多の天才たちが行き着くところ、それはシンプル。

 

やらないということが大事。

身体をどう使わないようにするかが大事。

 

これはさぼれって言ってるんじゃないからね。

削ぎ落とされたってことだからね。

そして、ものっすごい達人なのに、いつもぜんっぜんすごく見えないところが甲野先生らしい。

力が入っているうちはまだまだ小物。

自然と距離があるうちはだめなのよー。