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生きて行く私

エッセイ

「生きて行く私 宇野千代

 

久々にブログを書いたり読んだりしていますけど、機能がいろいろ増えていて、ちょっとしたサイトのようにできたりしてなんだか楽しい。

あ、今、洗濯機が呼んでいますので、ちょっと行ってきますね。

 

「こんな蒲団しかないが」と言って、押し入れから出して来た蒲団には、血痕がこびりついて、がりがりになっていた。

 

 本文の書き出しがこれでもいいのではないか、というインパクトではある。

様々な男性遍歴の女流作家故宇野千代女史が、情死事件を起こしたばかりのパリ帰りの画家東郷青児との初めての夜の引用である。

首を斬り、包帯を巻いたままの初めて逢った男についていき、そのまま寝ちゃうっていうさ。

比較的女は血に強いとは言うけれど、知人が飲酒運転の末事故を起こしその時の戒めとしてとっておいた血だらけのシャツを見せられた時も退いた記憶があるので、こういう状況ならちょっとビビるかもしれないわね、私だったらね。

 

しかし、私、当時20代前半でなぜにこんなにも宇野千代を読んでいたのかが、わからない。

それだけ私も歳をとったということなのかもしれないわね。

お仕事があって男をとっかえひっかえしている女性がうらやましかったのかしら、だとしたらどうなんだ。

なぜ、今は興味がないのかしら。

現実を見たからかしら。

いずれ男に興味が無くなってしまったという、ばばぁまっただ中を驀進中。

あぁ瀬戸康史がかわいいとか、テレビを見てつぶやいている程度がいちばんいいという感じなのかもしれない。

だからー女性ホルモンがー足りないのよー。

男性ホルモン多過ぎて前頭部の髪が薄くなってきたじゃないのよ。

いずれ、ばばぁになるまで女をとおした宇野千代にはとうていなれまい。

あぁ、無理さ。

 

生きて行く私 (角川文庫)

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