二月の雪、三月の風、四月の雨が輝く五月をつくる

内館牧子の「二月の雪、三月の風、四月の雨が輝く五月をつくる」を読んでいる。

内館さんが東北大学大学院に2003年に入学されたときからのエッセイ。

あるときプロデューサーが内館さんに会いに仙台に来ようとすると、内館さんは研究で仙台を留守にしていた。

プロデューサーの内館さんがいないのに京都ならともかくわざわざ仙台まで行くのもなんだしとの言葉に彼女は激怒。

ちょっと引用します。

 

「杜の都を何だと思ってんのよ、この丸太ん棒ッ。定禅寺通りのケヤキを見たら四条河原町なんぞ吹っ飛ぶわよ。広瀬川を見たら鴨川も真っ青だってのよッ。三陸のサンマを肴に、しみわたる地酒を浴びせてあげるから!」

 

これは震災前の話だが、私はこのくだりを読んで涙が出た。

こんなに仙台を愛してくれているひとがいるということがうれしい。

そりゃお寺さんは京都に比べりゃ少ないけれど、確かにこの街並はもっとひとを呼べるのだろう。

以前青森に住んでいたときに、札幌ならともかく青森になんか住みたくないよとたくさんの知人に言われたが、なになにあの雄大な大自然、食べ物のうまさといったらない(塩分多いけど)

札幌で遊ぶより函館や青森で遊んだ方が安くてうまいってなこともあるのだ。

仙台の件にしろ私たちの宣伝も足りないのかしらねぇ。

二月の雪、三月の風、四月の雨が輝く五月をつくる

二月の雪、三月の風、四月の雨が輝く五月をつくる