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この映画は昨年、仙台では公開されませんでした。

震災の影響で映画館のほとんどが開かれていませんでしたから。

 

1960年代後半から70年代の始まりにかけて、週刊誌の記者であった方の回想録を映画化したものです。

彼と活動家と名のる男との出会いが、ある方向へと流れていってしまうわけですが、全体的に、時代が時代ですし、内容が内容ですからくらーい感じです。

 

ひとこと言わせてもらうと、妻夫木君の顔は70年代ではないんじゃないかと......。

きたなーい感じがないじゃないですか、彼は。

あの笑顔は詐欺だといって詐欺師に仕立て上げた三谷幸喜は良かったかもしんない。

余談ですが。

 

松山ケンイチは.....まぁ、いいか。

子供も生まれたっちゅうことだし、いいんじゃないか。

(単なるやきもちです)

 

東大全共闘議長の長塚圭史が雰囲気があってよかった。

それに、モデル役の忽那汐里ちゃんがまっすぐで良い役でした。

回想録なので、実在したモデルの役だったわけですが、その方は若くして自殺されたらしく、このことも含め、いろいろ事件について調べていくと、見終わった後からじわじわじわじわ来る映画です。

 

CCRの「雨を見たかい」をふたり、歌うシーンがあってセリフの中に、晴れた日の雨ってベトナムでつかわれたナパーム弾のことなんだってねってのが、あるんです。

このあと私はこの曲を何度も何度も聞いたのです。

この晴れた日の雨がそういう意味であったのかと思うと、昨今のこの状況が重なって、どうしようもない気持ちになったのです。

 

が、作詞作曲者が「いやぁあれはサンフランシスコの天気雨だよ」と答えたらしく、真意のほどはわかりません。

神妙な気持ちになってなんか損した。

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