マイ仏教

「マイ仏教 みうらじゅん

 

これはもしかしたら今年初のころがり本である。

数々のマイブームを打ち立てたじゅん氏であるが、仏像ブームはこれ有名なところ。

今回の「マイ仏教」は、仏像になぜはまっていくようになったのか、そして彼のもともと長い間のブームは仏教であったことなどが書かれてある。

かつてはお寺さんに怒られたという勝手な仏像や仏教解釈などはところどころ吹き出してしまう。

たとえば

「アウトドア仏教」= 出家

など。

 

導入部は幼少の頃の仏像にかかわる話などだが、だんだん後半になると地獄やら般若心経やら、アートやらなんやらかんやらと乗ってきて、彼の「空」理論まででる始末。

それがまたなんだか悪くないような気がして仏もきっと微笑んでいることでしょうよ。

(本当か)

 

仏教の入門書としては悪くないんじゃないだろうか。

そのうち私の最初の仏教本は瀬戸内寂聴でしたとか、玄侑宗久でしたとか、鈴木大拙でしたなどではなく「みうらじゅん」でした、なんて時代が来たりして。

 

ちなみに彼は自分自身の職業をどう思っているかというと

 

「ひとり電通」

 

なのだ、そーだ。

※ころがり本とは、その辺にころがってあった本である。

自ら希望して求めた本ではない。

しかし、中にはかなりの掘り出し物もある。

ちなみに「ころがって」とあるが、きちんと本棚に収納されているにもかかわらず、私にはころがっているようにみえるからである。

マイ仏教 (新潮新書)

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