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悪人

昨夜映画「悪人」をみた。

原作は読んでいない。

以前吉田修一さんの「パレード」を読んだ時に、自分にはあわないと思ったからだ。

諸事情で丸二日間軟禁状態にあったため非常に疲れてはいたのだが、これは見ねばなるまい。

やはり深津絵里は良かった。

実は皆あんなふうに素朴に生きているひとたちが大半なのだが、出会いによって自分の中に生まれてしまうもの。

というか呼び戻してしまったものか。

女という厄介な役どころの演じ方が見事だったと思う。

 

方や祖母役を演じた樹木希林だが、なにが起こりどうなっているのかさっぱりわからないという老人特有の動きがあまりに自然で怖いほどであった。

普段見慣れているので忘れていたけれど、やはりすばらしい女優なのだとあらためて思い出す。

 

あと触れるとすれば満島ひかりもよい演技なのだが、大学生役の岡田将生

本当に彼はあんなふうなオトコなんじゃないかと思わせる勝手っぷり。

 

ところで「フラガール」の監督なんですね。

今回原作を読まずに映画を見て良かったのかもしれない。

原作派の意見も聞かずにいうことでもないけれど。

ちなみに予告編も見ないでいて良かったと思っている。

映画「ノルウェイの森」も実は私、高評価だ。

原作の方はあまり評価していないのだが(村上作品は別な作品の方が好きである)

どうやら「悪人」にしろ「ノルウェイの森」にしろやはり監督によるところは大きいなぁ。

至極当たり前のことなのだけれど。

 

あ、妻夫木聡くんだけれども、

感想は...えっと肌ツヤが良過ぎたような。

しかし私、泣いた場面は妻夫木君演技のところだったことは付け加えておきたいと思っている。

悪人 スタンダード・エディション [DVD]

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悪人: 上 (朝日文庫)

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