ノルウェイの森

ノルウェイの森」をi-Tunesで観た。

レンタル屋に返す手間が省けるので私はよく利用している。

あれだけのベストセラーだから観るというより、私が単純に松山ケンイチのファンだからだ。

 

内田樹さんがブログで松山君の「ワタナベ」は村上春樹さんにそっくりだ。

しゃべりかたも本当に似ていると書いてらっしゃいましたが、これは「ワタナベ」ではなく「ムラカミ」なんですね。

 

これだけ世の中に期待されている「ワタナベ」だから、いったいどうなのかという不安なんかもちろんいらなかった。

やはり松ケンはすばらしい。

でも、ナレーションはあまりよくなかったな。

 

で、「直子」の菊地凛子なんですが。

すまん、やはり少し、いやだいぶ違うような。

彼女はうまいんだろうけれど、あの直子としてのしゃべり方が(そういう指導なのかわからないけど)どーもあの倉本聰の「じゅ.....ぅん...くぅん」(純君)に聞こえてもうだめだ(笑)

 

菊地凛子女史には悪いが、対照的に良かったのは水原希子の「緑」

このかわいさは何?

セリフまわしといいこの鼻と口のバランスといい、昔の美人女優じゃないかっ。

そして、初音映莉子の「ハツミ」

永沢の浮気を「ワタナベ」に重ねながら責める場面はまさに女。

 

音楽もすばらしく、エンディングのビートルズについては何かを言うことは許されないだろう。

契約で劇中には使えないのかな。

 

しかし、なぜ評価が悪いの?

原作を表現できていないとか多いですけどね。

あのセリフのかけあいはまさにハルキではないの?

この1960年から70年の風景は見事ですよ。

ぜんぜん時代の違和感がない。

とにかく絵が良い。

美し過ぎる。

日本でロケしたとは思えない。

 

25年前にこの原作を読んで、去年かな、また読んでみたけれど、私は村上作品は別なものの方が好みかなって思っていたら、知人から「ハルキストはノルウェイをあまり評価していないよ」という話を聞き、そうなのかと。

しかし、トランアンユン監督って......。

私、この映画は評価だいぶ高いな。

日本人の監督にはこの絵はとれなかったと思う。

 

ま、いいや。

炎上するほど人気のブログじゃないから(おほほ)