対岸の彼女

対岸の彼女 角田光代

 

第132回直木賞受賞作ですか。

ほほーぅ。

私数年前に角田さんの本を数冊読みまして、実はもう読まないだろうと思っておりました。

当時はニート文学と呼ばれていて、それはなんだか自分にはあわない文体だったんです。

性描写もなんだかめんどくさそうで、いやなに細かく描けとは言いませんが、ただ「寝た」で終わり。

そののちハルキ様(とりあえずさ)を読んでいたときにやはり「寝た」で終わっていたので、この辺からきているのかなーなんていらぬ勘ぐりをしたりして、とにかくまぁ読まないと思っていたのです。

まぁしかし、最近の本もわりと評価が高いようだし、これも直木賞だし(賞だっていろいろありますけどさ)というわけで、600円近く払ったわけでございますよ(ケチだねぇ)

 

読んだ。

うん、悪くない。

テーマも嫌いじゃないし、読んでいてぜんぜん飽きない。

飛ばし読みもしない。

と、いうことはおもしろいんじゃん。

 

どこにでもいる女性たちの生活とか心の動きとかそんな内容の小説でありますが、仕事を持ち、結婚して、子供、旦那、姑や周りの人間との付き合い、社会で変化する女性たちの友情ってどう変わっていくの?ってことかな。

女性の友情ってそういえば、高樹のぶ子さんのものがございましたっけ、確か。

マンガだと大和和紀の「ヨコハマ物語」あれは良い。

 

ちょっと前まで桜庭一樹女史のものに手を付けてしまっていて、比べてしまうとどうも衝撃が薄い感が否めないが、読みやすいし、心臓に悪くないし、ちょっと手に取ってみるには良い小説かもしれない。

相変わらず勝手なレビューですまんのぅ、作家殿。

でもあたしは感動したいのよぉーーーーー。

あたしを驚かせてちょうだい。

対岸の彼女 (文春文庫)

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