NASAより宇宙に近い町工場

いつも何かを読んでいるという生活を主にしています。

自分がストックしている本がなくなると、辺りを見回します。

昨日はその辺に転がっている本をみつけました。

それはとても大きな宝の山でした。

 

『NASAより宇宙に近い町工場 植松努』 2009年

 

植松さんは北海道の人口14000人の赤平という町で工場を経営しています。

工場の従業員は現在20名。

そこでリサイクルに使うマグネットを製造していますが、植松さんのもうひとつの仕事は宇宙開発です。

ロケットもつくる人工衛星もつくる、そして世界に3箇所しかない無重力実験施設の1つがここにあります。

世界中からいろいろな研究者がきて、NASAからもやってきます。

この工場、生産性や効率、儲けなどは一切度外視。

植松さんたちは本業のマグネットでも壊れないものをつくります。

そう、他所の企業とは違って・・・・。

 

ここでふと、思い当たる。

次の生産を考えてすぐに壊れるものをつくるから働いている人間も壊れるのだ。

 

この本は一見ただの自己啓発本のようにみえますが、それはちょっと違います。

きりきりした向上心だけの本ではなく、これは胃の辺りが暖かくなる本なのです。

植松さんたちの可能性の幅や懐の広さは計り知れないのです。

この本からいくつか引用をと考えましたが、やめておきましょう。

そして、植松さんたちはある目的のために仕事を続けているのですが、それは本を読んで確かめてもらう事にしようと思いました。

 

2009年のこ汚い自身の垢を洗い流すように涙がでたなぁ。

いい身体の大掃除でした。

NASAより宇宙に近い町工場

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kindle版もあります、是非。

NASAより宇宙に近い町工場 僕らのロケットが飛んだ

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