クリスマス・キャロル

クリスマス・キャロル

 

原作はイギリスの文豪チャールズ・ディケンズ

クリスマスのお話ではもっとも有名なお話だそう・・・。

原作にも手を出さず、キリスト教の道徳映画であろうという僅かな知識でいざ映画館へ・・・。

 

(ネタバレになる可能性も若干あります)

3Dで観る雪のロンドンの景色がすばらしい。

いえ、すばらしいという言葉だけではとても足りない。

オペラ座の怪人」で冒頭にオペラ座が息を吹き返す見事なシーンがあるけれどそれを思い出したわ。

 

ストーリーはwikiによると「吝嗇家スクルージがクリスマスに超自然的な体験をする」とある。

ネット評では「ホラー色が強いため子供にはどうなのか」とか「これは大人の映画だ」とあるけれど、一般的な常識ある子供に育てたい親御さんは一緒にご覧になってはどうだろう。

映画中や夜中に泣き出すかもしれないけれど・・・。

 

さて、もう少しひねりがあるのではという裏読みは見事に外れました。

だからこそ道徳映画であり、ディズニー映画なのだけれど。

日本人が書いたらあのラストはないわよね、舌切り雀さん。

これが西洋を「罪の文化」日本を「恥の文化」と呼ばれる部分なのかもしれない。

 

160年前に書かれた小説の主人公と現代人の考え方がよく似ている。

だから「これは大人の映画だ」という理屈があうのだろう。

自分がもし同じような立場にあったなら私は命乞いをするのだろうか。

 

映画という総合芸術は、あらゆる要素が折り重なってできている。

凄惨な場面も美しい映像とともに芸術的なシーンに変えてしまうこともできる。

それがごまかしではなく、映画というもの。

ストーリーだけではなく全体が問われるものよね。

 

3Dという立体映像で観たということももちろんだけれど、

やっぱロバート・ゼメキスよねぇ。

映像には感服いたしました。

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