ジェインエア

「井上&蜷川 ムサシ」をちびちびちびちび観ております。

おもしろいんですがー、長いのです。

白石加代子さんのすばらしさはもちろんのこと、小栗旬がなかなかよろしい。

個人的には「道元の冒険」の方が好みかな。

武蔵はあまりにも「バガボンド」の影響が強すぎる。

 

ジェイン・エア C・ブロンテ』 1847年

 

両親と死に別れたジェインは、叔母の家に引き取られる。

古い伝統と社会のなかで女性の生き方を見つめ続けるジェインの人生とは。

とにかく長いです。

文庫でほぼ650ページ。しかもちょっと前の字が小さいまま。

が、読めます。すんなり。

だけど、理屈が嫌いな方には苦しいかな。

 

主人公ジェインと雇われ先のロチェスターという主人との言葉のやり取りがとにかくくどい。

男女の駆け引きと言うより、言葉合戦だね、こりゃ。

 

嵐が丘」のエミリー・ブロンテはこのシャーロットの妹。

他の兄妹も含め、皆早くに亡くなった家庭のようであったが、姉妹そろって後世に作品を残した。

ヒースクリフといい、ロチェスターさんといいイギリスのこの時代の男性は威圧的でひねくれている。

この男性社会から自立し、そしてともに生きていこうとする主人公の生き方。

古いヨーロッパでは刺激的だったに違いない。

私が子供のころ、よくマンガでイギリスが舞台だったり、孤児であったり、寄宿学校などがよくでてきたが、この辺の作品からヒントを得たようだ。

なるほど。

 

今年イギリス文学を3作品読んだ。

嵐が丘」とレベッカ」そして今回の「ジェイン・エア

さまざまに素晴らしかった。

やはり現在も読まれている作品たち。

自分自身いちばん楽しめたのは、もしかしたら今回の「ジェイン・エア」かもしれない。

機会があればいろいろな訳で読んでみたいと思う。

ジェイン・エア (集英社文庫 フ 1-1)

ジェイン・エア (集英社文庫 フ 1-1)