ベルナのしっぽ

ベルナのしっぽ  郡司ななえ』 1996年

 

27歳のときにベーチェット病で失明した主人公が盲導犬とともに生活を始めることになる。

大の犬嫌いが盲導犬とともに生きる決意をしたのは、自分自身の子供を育るためであった・・・。

 

ありゃ、これドラマ化も映画化もされていたんですね。

盲導犬ベルナとの思い出を優しい言葉で綴っております。

 

病のため失明した彼女であるが、子供を持ちたいと願い、そのためには自分の目になってくれる盲導犬が必要であると。

昭和56年当時の日本は駅員でさえ盲導犬を知らずに、電車に乗るのを呼び止められたりした時代だ。

様々な思いが交錯し、子育てをし、そして忍び寄るベルナの老い。

 

現代の盲導犬は引退後も、ボランティアの方々や老犬ホームなどの配慮がされてきている時代。

ベルナの引退が迫る中、彼女は一つの決断をします。

現在はすっかり認知された盲導犬でありますが、この方々の

「ぜひ、盲導犬を知ってもらいたい」という動きが現代を変えてきたんですね。

ベルナのしっぽ (角川文庫)

ベルナのしっぽ (角川文庫)