桜桃忌

今日は「桜桃忌」

 

しかも生誕100年の記念すべき桜桃忌だ。

10代半ば初めて太宰治に触れ、同じ時代に生きていたら一緒に心中したのに・・・・

 

と、思ったほどのアホでした。

(いけませんよ!自殺は)

 

なかでも好きな作品は「ヴィヨンの妻

帰らないてめーの亭主に会うため、亭主のいきつけの飲み屋でバイトする女房なんざぁ、最高だ。

悲しくも滑稽な愛らしさ。

 

10代の頃はさっぱりわからなかった「斜陽」だが、長い年月が経ち大人という年代になり(中年か?)ようやく理解した時には度肝を抜かれ、

「私の胸に革命の虹をかけてくださったのはあなたです~~」

と、家中を叫びまわったものさ(大人じゃないな)

 

太宰もだが、棟方志功奈良美智ナンシー関松山ケンイチ

青森出身のアーティストが好きだ。

 

八甲田から下る道、真っ青な陸奥湾と雪で真っ白に覆われた青森。

その美しさといったらない。

よく転勤される方から青森に住むくらいなら、札幌まで行ってしまいたいという話を聞くが、青森のあの独特のエネルギーに触れてみればよくわかる。

あそこは最果てで、そして異空間だ。

まだその先には蝦夷があるのだが・・・・。

 

最初に太宰を読んでから長い年月が過ぎた。

何にも困ってねーのに苦悩苦悩と騒いでいる太宰が、やっぱり好きだ。

年齢とか時代とかその色艶なんかを考えれば、今の時代の純文学は難しいのかもしれない。

それでも胸を打つような純文学を読み手としては待っているんだよね・・・・。

 

桜桃忌によせて

太宰 愛してるぜ~。

斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫)

斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫)

ヴィヨンの妻 (新潮文庫)

ヴィヨンの妻 (新潮文庫)