妊娠小説

斎藤美奈子女史のデビュー作。

『妊娠小説』

 

読みました。

何者!?斎藤美奈子~。

妊娠小説と聞いててっきり妊娠でもする小説なんでしょう?と思ったのが間違い。

これは日本の近現代文学のジャンル「妊娠小説」を集め斎藤美奈子の視点で解説したもの。

「妊娠」を標準装備したものであれば、すべて「妊娠小説」とみなされる。

そして彼女が目をつけたのは妊娠は妊娠でも「望まない妊娠」に限りってこと。

よってここで彼女が分析する物語たちはあくまでも「懐妊」ではなく「妊娠」

おめでたではありません。

 

戦前の森鴎外から1990年代の作家たちのテキスト数十冊から「妊娠」の部分を抜粋。

批評を加えていくのだが、彼女にかかれば石原慎太郎の「太陽の季節」もメッタギリじゃ。

 

私・・・好きだわ、斎藤美奈子が・・・・・・。

妊娠小説 (ちくま文庫)

妊娠小説 (ちくま文庫)