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凡人として生きるということ

『凡人として生きるということ 押井守

 

ネットで押井守氏の説明をするほどバカじゃない。

(つもりなのだが)

 

当の本人はあまりインターネットなどしないのだそうだ。

国際的評価が高いこの人間がいったい何を語っているのか。

しかもタイトルが 凡人。

 

現在結構な年齢の方で(1951年生)せつせつと押井氏の持論が繰り広げられる。

世の中の意見としては一般的だがそれは物事の本質ではないとかそんな感じで。

確かに押井氏が言っていることは事実であることが多い。

それを押井哲学というそうだ。(世の中ではね)

 

押井氏はこの本のなかでジブリの鈴木プロデューサーについて触れている。

これは幻冬舎の新書なのだが、丁度同じ時期に出た岩波の新書鈴木さんの本でも押井氏に触れているのだ。

押井氏は鈴木さんに「宮さん(宮崎駿)は鈴木さんに会ってから作るものがつまらなくなった」と言ったそうだ。

(怖いがそんな気もする)

2冊合わせて読んでみるとおもしろいかもしれない。

 

この押井さんの本は新書であるから薄いのだが、内容は濃い。

オヤジ論であるとか、ロリコン、引きこもり、アキバ、格差などについて彼の意見がてんこ盛り。

 

自分の息子がヲタで心配だと早まるお母さん!この本を読んでみたらどうか?

意外に息子たちが哲学的なことに触れていたのに気づくかもしれない。

(ま、哲学がどうこうは別としてね)

 

押井信者の若者たちはこの本を読んでどうなったの?

ますます心底傾倒していったのかそれとも押井氏から旅立っていったのか?

どっちなんだろう・・・。

凡人として生きるということ (幻冬舎新書)

凡人として生きるということ (幻冬舎新書)