仕事道楽

『仕事道楽 スタジオジブリの現場  鈴木敏夫

 

あぁまた、タイトルに負けて読んでしまったような気がする。

鈴木敏夫氏。

徳間書店入社、「アサヒ芸能」を経て「アニメージュ」の創刊に携わる。

アニメージュ」を通じ高畑勲宮崎駿両氏に出会い「風の谷のナウシカ」を制作。

現・スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。

 

ナウシカ制作、ジブリ設立、映画の現場、宮崎駿 高畑勲という人物について語っている。

とにかくこの高畑・宮崎両監督の性格は真逆。

理屈っぽい高畑氏、ごねる宮崎氏、二人の間に立ち制作を進めるのは容易なことではない。

やはりあそこまでのもの作りをされる方々、一筋縄ではいかないようだ。

絵にこだわったり、映画のタイトルでもめたり、シナリオを作らずに映画を作り始めたり・・・。

もうこれで縁が切れるという言い合いは何度もあったそうだ。

 

通常親子でもいくらかの遠慮がある。

言いたいことを言い合える関係はよほどの熟練した夫婦とかそんなものだろうが、この三人は本当にここまで・・・というような意見をぶつけ合う。

三者が今までやってこれた最大の理由は

 

「お互いに尊敬し合ってないこと」だそうだ。

 

尊敬には遠慮が生まれる。

なるほどね・・・・・。

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)

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