筆ペン帳とドイツ語

心理学的に人間には無数のコンプレックスがあるそうだけれど、私の場合、字がうまくないというのもそのひとつ。

特に筆文字はアレルゲン。

子供の頃、習字教室を三日でやめてしまい、学校に張られた課題文字を下級生にばかにされたことによるもの。

 

そのうちなんとかしなければと思いつつ、習いに行くのも少々難あり、で、通信にしようと思って調べたらユー◯ャンでは35,000円くらいでした。

こりゃ、高い。

ある程度みられるような文字になれば良いので、よっしゃここは独学だ。

 

筆ペン練習帳なるものがあるのを知り、購入。

下方の練習帳はなんと500円。

 

30日できれいな字が書ける筆ペン字練習帳 (TJMOOK)

30日できれいな字が書ける筆ペン字練習帳 (TJMOOK)

 

  

美しく正しい字が書ける 筆ペン字練習帳

美しく正しい字が書ける 筆ペン字練習帳

 

ほほぅ、なんでも訓練ですな。

上手いか下手かは別として三日くらいで自分の名前は書けるようになりました。

うむ、バランスと強弱なのだな。

 

 突然ですが、ドイツ語を覚えるのが必須な状況というわけではないのだが、なんとなーくなんとなーくかじってみた方がよろしいという雰囲気でいきなりドイツ語の本登場。

CD付 だいたいで楽しいドイツ語入門 使える文法

CD付 だいたいで楽しいドイツ語入門 使える文法

 

 

 それじゃ一緒に英語もというわけで、

CD2枚付 何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000

CD2枚付 何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000

 

 

たぶん、覚えられないだろうけど。

そのときは怒らないでね。

 

商品が豊富な分すっかりネットで本を購入するようになってしまっているけれど、たまーの本屋は楽しい。

しかし、調べてみると評価の低い本まで買ってきてしまうというのは難点よねぇ。

 

重版出来!

むぉ〜ん。

ってな感じにふんわりと暖かいのですが、雪虫も飛んでいることですし、また寒くなるんだろうと思います、はい。

 

ちょっと前に読んだ漫画。

 

 テレビドラマの出来も良かったので、ついつい原作に期待。

えーと、画はですねぇ、馴染めませんねぇ(笑)

決して上手ではないです、ですが、慣れてきます。

むしろこのデッサンの不思議さに慣れ始めます。

 

漫画家の苦悩ってなお話に大御所の「まんが道」とかジャンプの「バクマン。」なんかありますけれど(どちらもGOOD)出版社サイドからの漫画はだぶん少ない。

バクマン。」や今テレビでやってる「校閲ガール」でもかなり編集側の動きが楽しめるけど、この「重版出来」も非常にあっついです。

出版ってこんなにアツイんだなと、うれしくなる。

 

編集、営業、漫画家、そして本屋さんと読者。

皆の気持ちがひとつになって〜1冊になるんですよね。

名言が結構ある漫画なんですけど、ひとつだけ紹介。

 

才能のある者はその才能の奴隷となれ!

 

いやーん、すてきー。

たまらんですぅ。

 

子供の頃から本に関しては雑食で、だらだらと手出しをしてきました。

特に大好きなテーマが「天才の苦悩」

母親には座って本ばかり読んでいて絶対に嫁に行けないとまで言われ.......

今も完全な快楽で読んでいます。

何かを学ぶため役立てるために読んできたわけではなく、まぁ、結果的に学んでしまうことはあっても、自分だけのために読んできました。

世の中では本を読むことって肯定的に捉えられているけれど、いや、なんの、自分だけが気持ち良いのであって、その辺のゴミ拾いでもした方がよほど世間の役に立つんですよ。

でも、たぶん。

これ、この先もやめられないんだと思います。

読む数は減っているけれど、やっぱ脳が求めちゃうもの。

 

あれ?重版出来の紹介じゃなかったっけ?

どこでズレたんだろう........

 

文章読本さん江

文章読本さん江 斎藤美奈子

 

文章読本さん江 (ちくま文庫)

文章読本さん江 (ちくま文庫)

 

 

この世の中に出版された文章読本、すなわち読み書きの本は膨大な数にのぼるそうだ。

そんなに皆、おれ様の書き方ってのを教えてやりたいのね。

しかし、この本はただの文章読本ではなく文章読本の解説のための文章読本

文章読本の研究書なの。

だからもう細かい。

 

まず文章読本界の大御所6名の紹介。

読み書き本の走りである谷崎潤一郎からはじまり、三島由紀夫清水幾太郎本多勝一丸谷才一井上ひさしと錚々たるメンバー。

定番と言いつつもそれぞれの紹介の仕方が凄まじい。

ある本は貴族趣味、ある本は神経症、終いにゃ阿呆呼ばわり.........

こう書くと斎藤美奈子女史をご存知ない方はなんなのかと思うのかもしれないが、その文章の小気味のよさはうっとりするほど上手いのである。

 

大御所紹介の後も数々の文章読本の解説が続く。

火がつけば斎藤女史に怖いもの無し(笑)

最後まで手が抜かれることはない。

 

思わず唸ってしまう書き手、文学論争である徹底抗戦文士の森の笙野頼子女史、FUTON中島京子女史、そしてこの斎藤美奈子女史。

一度、彼女らの文章を味わってみて欲しいと思う。

研究熱心なこの3人を絶対に敵に回したくないと思うはずである。