大人のための書く全技術

「大人のための書く全技術 齋藤孝

 

大人のための書く全技術

大人のための書く全技術

 

 

著者曰く、この本にはあますところなく全部を公開しました、とあります。

書く全技術だけに、300ページ以上の結構分厚い本です。

でも、すぐ読めちゃう。

内容としては、先のプリマー文庫の「読み上手書き上手」を膨らました感じ。

あちらもなかなか良いのでどちらか1冊読むだけで良いかもしれない。

主にビジネスシーンに役立つかな。

 

巻末に彼が書くスキルを身につけた本を40冊紹介しています。

うむ、これまた至極王道ですな。

聞いたこともねぇような本は載っておりません(笑)

でも最後の最後にニーチェをもってきたところに、あぁなるほどってのは感じます。

 

齋藤孝シリーズもこの度はこれにて終了。

お疲れさまでした。

雑談力が上がる大辞典

「雑談力が上がる大辞典 齋藤孝

 

 

こんな本、出す方も出す方だが、読む方も読む方である。

ちなみに私は雑談に困ったことがない。

他者にお会いすると疑問が満ち溢れてくるからである。

だって聞きたいことだらけなんだもん。

もちろん相手を観て、話しかけないようにすることもできます。

沈黙も怖くないから。

 

私の知人がよく言うんだけど、雑談ほど大切なものはないって。

ビジネスにとってこれほど役立つものはない。

 

さて、この本変な本ですよぅ。

ビジネスから親戚対策果ては恋愛まで、あらゆるシーンに合わせての解答が用意されています。

質問を引用しましょう。

 

上司の愛犬自慢が止まりません。うまく切り抜けたいのですが。

「もうすぐあの世」が口癖の義父。いつも返事に困ります。

親戚のなかで唯一大卒の私。嫌味をかわしたいのですが。

合コンで近くに座った男性が何でも否定する人で‥‥

 

読んだら笑ってしまうような質問だけれど、まじめに悩んじゃうひともいるってことですよねぇ。

解答は「相手とうちとける」「話をそらす」「空気をなごませる」「その場を切り抜ける」だいたいこのパターン。

上記の「あの世」の義父へのお役立ちフレーズは

「またぁ、お義父さん、そんなこと言って」と、まぁ普通。

ひとつ良いなぁと思ったのは、息子の進路にあれこれ口出しするお姑さんへの対策として、相手がだまるような専門用語とカタカタ用語を連発するってのがありました。

これは面白い。

 

ただいちばん気になったのは、この本売れたんだろうか・・・ってことなんだけどねぇ。

 

読み上手書き上手

「読み上手 書き上手 齋藤孝

 

齋藤孝というひとは国語のせんせーいや、文学部教授であるわけだけれど、肚文化の研究をしたりと、まぁ、そんな印象の方である。 

 

読み上手 書き上手 (ちくまプリマー新書)

読み上手 書き上手 (ちくまプリマー新書)

 

 プリマー新書なので、主に若い人用や学生用なのかもしれないが、なんの、結構私のようなものには役立つ情報も多い。

 

読んで下さっている方はよくご存知であろうが、私の文章はめちゃくちゃだ。

一人称がよく変わるし、文末形式もいろいろ、そして主語と述語が入れ交じる文のねじれも多々ある。

なんとなく気分で書いているので構成はしていないが、たまに読み返してみると自分でも驚くことがある。

 

というわけで、齋藤先生の登場なのだが、この先生の本は本当にわかりやすい。

さすが教えるプロ。

 

何かを書く場合、小説でなければ、読み手にわかりやすい文章を書くことが一番である。

その場合名文である必要はまったくない。

のだが、・・・それでも名文はやはり読んでおくべきもの。

読み上手にならなければ、上手に書くことはできない。

多読が本当に良いのかどうかははっきりしないけれど、ちゃんとした文章家の読書量がもの凄い量だということはわかったわ。

(小さな図書館の本全部くらいは読んでるらしい)